翻弄の果ての結末

キム・ジョンナムさんが暗殺されてから数日たちました。
未だ暗殺の目的や動機などが見えてきませんが、正直なところ、そんなもの誰も
よく分かっていないのではないか?というのが個人的な感想です。
テレビでは空港での暗殺の様子が防犯カメラによって映し出されています。(暗
殺という行為が防犯カメラに撮られるというのもどうなのか?そして全 く防犯
できていない防犯カメラ、という問題もありますが)
考えてみると、人が殺害されている様子をテレビで観る機会というのもそうそう
ありません。
犯行後、殺害に関わったメンバーが笑顔で合流する様子も別の防犯カメラに映し
出されていましたが、その一連の流れをみるだけでも「なんとも無様な 姿」で
あると思います。
北朝鮮は、何かしらの「メリット」をもって殺害を実行したのでしょう。犯行に
関わった人物が逮捕されることまでは覚悟していたのかも知れません。
そうだとしても、あまりにも「無様」だなと思うわけです。
練りこまれていない計画、犯行メンバーの緊張感の無さ、実際の行動のお粗末
さ。何をとっても三流コミックのような出来の悪さです。
そこまでして得たものが、中国からの輸入の制裁なのですからますますつまらぬ
ことのように思えます。
生まれついた家柄と国柄に翻弄され、世界をさまよい歩いたあげくの死の形があ
のようなものであったキム・ジョンナムさんの事を思うと、我が国が平 和で良
かったと思うばかりです。

peasemile studio

初めての子育てに奮闘する、ただの日常と些細なドラマを綴っていきます。

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