憲法、こども、親

憲法改正に向けて自民党・首相が着々と準備を進めているようです。


とはいえ、こちらの記事の内容などを見ても、いまいち緊迫した感じは伝わって
きません。
自民党の話ではなく、各メディア、そして国民全体からもです。
記事内においても、自民党の憲法案に対する批判などではなく、「首相のやり方
は汚い!」に終始していますし、これを読む限りでは改正すべきなのか そうで
ないかは特に分からなくなっています。
(まあ、攻撃対象が首相と読売新聞で、記事の発信元が毎日なのでこういう記事
になってしまうのでしょうが)
つまりは、まだまだ日本人は憲法改正などに対してのリアリティどころか、一言
でいえば関心そのものがないのでしょう。


自民党としてはそれでも押し通せるならいいのでしょうが、高い支持率を武器に改憲にこのまま進んでいくことに対してはやはりどうなのかなぁと思っ てしまいます。
改正に対し反対派のやり方に関しても、基本的には与党批判をするだけできちん
とした議論にはなっていません。
議論すること自体を避けているとも思います。
「この人達に任せていたら、戦争が起こるんですよ!世界大戦に巻き込まれますよ!」の論調で反対にこじつけようとしているようにしか見えず、逆を 言えば
これが一番効率がいいということでしょうか。うーーん。

改正派も反対派も、憲法そのものに対する理解を求めているようには思えません。
このことに関しての一番の被害者になるのはそのまま日本人ですし、そうならないためには「とにかく一度、改正案に目を通せ」としか言いようがない のですが、どれだけ言ってもたぶんそうはならないのかなぁ笑
マイナス思考が強い民俗の割には、この辺はずいぶんアバウトでいい加減な国民だなぁと愉快になってきますが、ぼくたちはともかく、子供や孫に対し ての責任は持たなくてはなりません。
だって選挙権のある、親であり国民ですから。
あと三年をめどに改憲というのはいくらなんでも無いとは思いますが、議論を深めるには充分な時間はあると思います。

まずは勉強。そこからですかね。

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