民主主義の後退か前進か

アメリカの大統領がトランプさんに決定しました。
ぼくなんかのような「少し政治に興味ある」くらいの人はみんなヒラリーだと
思っていたふしがあり、まんまと驚かされた次第です。
サイレントマジョリティー恐るべし。
日本のように「ダメならチェンジで」みたいなシン・ゴジラシステムではないア
メリカにおいて、政治素人の彼がどこまでのことを成し遂げるのか、も しくは
破壊するのか注意深く見ていく必要はあるのかなと思います。
「バカじゃねえのアメリカ人って!」と笑う日本人は、2009年あたりの日本での
政権交代のときに何が起こったか思い出すべきだと思いますし、 「アメリカの
ことは日本と関係ない」と言い切るのは危険だとは思うのですよね。
イギリスのEU離脱も、アラブの春も、朴政権の急失墜も、トランプ大統領の誕生
も、そこには中心に民衆がいました。当たり前ですね、民主主義です から。
このあと各国がどうなっていくかなんて、まだ分かりません。アメリカほどの大
国が急激に変化することも考えにくいですし、ゆるやかな「うねり」が どこに
つながっているのか、日本人はしっかり参考にすべきでしょう。
人類は長い年月をかけて、王政を討ち滅ぼし、ファシズムを否定し、奴隷を解放
し、社会主義を諦めました。
気が早いかも知れませんが、数十年後の教科書には、「民主主義には限界があっ
た」などと記されているかも知れませんね。

peasemile studio

初めての子育てに奮闘する、ただの日常と些細なドラマを綴っていきます。

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