泣く、声
病室で我が子を抱いた時は、やはりなんとも言えない感情でした。
あれを例える言葉はないでしょう。
気持ちの落としどころが分からなくなりますね。
それとは別に、当たり前の感情はあります。
それは単純に「うるさいなあ」ということです。
うるさいなどと書くと誤解がありますが、それは言葉通りに、「大きな声で泣く
ので、眠れない」ということです。
もちろんそれでも愛おしいことに変わりはないわけです。
しかし、眠れない。
そりゃそうですね、起こすために泣くのですから。
夫婦揃って、うつらうつらとミルクをあげてはおむつを変えては仮眠をとるよう
な一日目。
自分の子どもでないなら罰ゲームそのものです。
ぼくは楽観的に考えることが得意ですが、このへんは妻が神経質なので、正体不
明の疲れに少しまいっていたようです。
疲れたらちょっと誰かにまかせて、散歩に行ったり友達に電話したりするなど、
いくらでも工夫はできるでしょう。
それを許し合える環境を準備してあげないと、いつか誰かがパンクしてしまう、
そんなことを考えた夜でした。
まだ初日ですけどね
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